面白い舞台に期待
2022年秋に、日本版『キンキーブーツ』を再演するとのニュースが飛び込んできた。ローラ役は、城田優さん。東宝版『エリザベート』のトート役も記憶に新しい、実力派だ。おそらく、魅力的なローラになるに違いない。
気になってはいたのだ。『キンキーブーツ』は素晴らしい作品で、世界中で上演されている。日本だけではなくて、色々な国と地域で愛され続けている名作だ。あれほど、観客と演者の皆さんがまるでライブのような一体感を得られるミュージカル作品は、他にない。日本版『キンキーブーツ』の火を消さないで欲しいと、心の底で静かに願っていた。
『キンキーブーツ』が三浦春馬さんの代表作であることは、疑いの余地がない。ローラ役を勝ち取り、さまざまな困難を乗り越えて板の上に立った彼は、輝いていた。ミュージカル俳優としての三浦春馬に度肝を抜かれた人も、少なくなかっただろう。日本の初代ローラは、素晴らしかった。
今回、2代目ローラを迎えて上演するにあたり、ジャパンカンパニーの皆さんの胸にはさまざまな思いがやってきたに違いない。新ローラの城田優さんだって、色々言われることは百も承知だろう。
それでも、『キンキーブーツ』と言えば、6つのステップ。3つ目の「あるがままの他人を受け入れる」は作品の大きなテーマでもある。春馬ローラ以外を、(今は)受け入れられない春馬さんのファンをも丸ごと受け入れて、前に進む決断をしてくれたキンキーブーツ・ジャパン・カンパニーに、胸が熱くなる。
Serverとは?
今さら「サーバーって何?」なんて聞けないですよね。
こっそりと勉強してください。
写真は、サーバーを後ろから見たものです。
1段が1つのサーバーです。めっちゃ積まれていますね(笑)
クライアントとサーバー
コンピューター上で実行される処理の多くは、単体で完結しているわけではありません。
どこかのコンピュータが処理をお願いします。
そして別のコンピューターが処理をやってあげて、結果を返しています。
お願いする側をクライアントといいます。
お願いされる側をサーバーといいます。
隣に座っている同僚に「そのファイル取ってくれるかな?」と依頼した場合、あなたがクライアント、同僚がサーバーです。
実はサーバーの意味は2つあります
え?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際に2つの意味があるのです。
先ほど、お願いされる側をサーバーという。と書きました。
お願いされる側のプログラムのことをサーバーといいます。
これが1つ目の意味です。
もう一つは、そのお願いされる側のプログラムが動いているコンピューターそのものもサーバーといいます。
これが2つ目の意味です。
プログラムもコンピューターもサーバーと呼ぶのです。ややこしい。
先ほど「コンピュータが処理をお願いする」と書きました。
しかし実際は、コンピュータの中で動いているプログラムがお願いしています。
お願いされる側も同様です。
コンピュータが処理をやってあげているのではなく、プログラムがやってあげているのです。
厳密にはプログラムではなくプロセスなんですが、細かい話なので割愛しますね。
○○サーバーとは?
世の中には○○サーバーがたくさんあります。Webサーバー、ファイルサーバー、プリンターサーバー、DBサーバー etc.
例えばWebサーバーの場合、ブラウザ経由で皆さんのお願いを聞いてくれているプログラムのことです。
わかりやすく、あなたは今手元のパソコンでブラウザを使って、yahooを見ているとしましょう。
見出し文字や、写真がたくさん並んでいますよね。
そのどれかの記事をクリックしたとします。
実は記事の背後には、その記事を保管しているサーバーの住所が書かれています。(住所といってもインターネット上のもので、IPアドレスというもので管理しています)
クリックした瞬間に、住所を辿ってそのサーバーに「情報をくださいな」と、お願いしているわけです。
すると世界のどこかに実在するWebサーバーさんが、「はいはい、その記事ね~~~。今から送るから」って感じで送り返してくれます。
すると、あなたのパソコンに記事の内容が表示されます。
という感じです。
このように、あなたのお願いを聞いてくれるプログラムをサーバーといいます。その中でも、Webに関するお願いだけを聞いてくれるプログラムをWebサーバーといいます。
ファイルサーバーなら、ファイルに関するお願いだけ、プリンタサーバーならプリンタに関するお願いだけを聞いてくれるプログラムです。
そして、そのプログラムが動いているコンピューターのことも○○サーバーといいます。
位置情報を伝える
スマホの位置情報を妻に自動通知している話をすると、けっこう驚かれるので経緯や方法について記す。
何でもかんでもインターネットに繋がる時代になると、プライバシーが侵されている気持ち悪さがついてくる。ちゃんとコントロールできれば恐れるに足らないけれど、見えにくいからこそ怖く感じるのはある。
例えば、常に部屋の様子が確認できるネットワークカメラを付けるとしたら、自分の家のペット用ならまだしも、もし他の人が見るのであれば誰だって嫌だろう。
でも、情報が抽象化されていたら許容できるかもしれない。ありのまま伝えないからこそ良い。そう思わせるプロダクトが鳩時計のOQTAだった。アプリ上でタップしたら実家の鳩時計が鳴くだけの代物である。
パナソニックの終焉、いずれは海外メーカー傘下に
日本を代表するメーカー、Panasonicがジリ貧状態に陥っている。
社員の高齢化が進んで人件費が高騰。
ボーナスが数割ほどカットされる見込みという。
https://twitter.com/tasteofvola/status/1438282468629618688?s=19
大学院の同級生にはパナソニックやシャープに入社した人が沢山いる。
非常に残念な状況のようだ。
ホントに日本のメーカーが弱っていくのが見ていて辛い・・・
日経 鈴木慶太記者の記事が秀逸
日経コンピュータという雑誌を知っているだろうか?
日経グループの出版社日経BPが出しているIT業界では非常に有名な専門誌だ。(日経ビジネスや日経ウーマンも、日経BPが発行している)
私は社会人になってから十年以上、この雑誌を購読し続けている。(過去には日経ネットワーク、日経システムズなども購読していた)
この日経コンピュータを読んでいて最近、面白い記事だと思うと必ずといっていいほど、鈴木慶太記者の署名がある。
最近では7月8日号の「星野リゾート流、すごい内製力」の記事が秀逸だった。
情報システム部の変貌や、コロナ下での活躍振り、現場から異動してきた人の活躍振りなど、非常に参考になる事例だ。会社でも回覧した
※日経コンピュータは日経xTECH(クロステックと読む)という同じく日経BPのネットメディアの会員になると読めるため、雑誌を買わなくても読める仕組みになっている
ほかにも、野村證券とIBMが争った裁判の”動かないコンピューター"の記事も、ここでしか読めない大変参考になるものだった。
この記事は野村證券のX氏という人物が、プロジェクトの途中で追加要件を多発してシステム開発が失敗してという話だ。野村証券がIBMを訴えたが、 高裁で逆転敗訴となった。 発注者のユーザー側に問題があったと裁判所が認めた非常に重要な判例だ。これもこの記者が書いている。この記事はネットでもバズっていたため、知っている人も多いのではずだろう。
この件についてこの記者は別の記事で下記のように分析している。
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(記事から引用)
システム開発では一部でも仕様変更が生じると、その部分だけを改変しても足りず、システム全体への影響を考慮して設計からやり直さなければならないことがある。仕様確定後の変更要求はときに大幅な軌道修正が必要となり、開発費用の増大はもちろん、大幅な納期の遅れをもたらすことをユーザー企業は肝に銘じたい。
ユーザー企業内における意思統一と協力関係も極めて重要である。今回、ユーザー部門による変更要求の多発を情報システム部門が抑えきれなかった構図は明らかであり、情報システム部門の責任は重い。
ただ、かつて多く見られた「ユーザー部門の立場が強く、情報システム部門が弱い」という関係性が上記のような事態を招いたのであれば、その責任は経営層にあると言わざるを得ない。経営層が現場任せにすることなくリーダーシップを発揮し、社内の意思統一を図っていればこのような事態には至らなかった。ユーザー部門と情報システム部門のぎくしゃくした関係も生まれなかったはずだ。野村-IBM裁判は改めて教訓を示した。
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記者でありながら、こういった分析ができるのは大変すばらしい。
日経コンピュータも日経日経xTECHも購読料はなかなか高いが、年に数件「これだけで元をとった!」と思える記事が出てくるため購読はやめられない。購読はお薦めだ
(動かないコンピューターというシステム障害の連載は面白いので大変お薦め)