Serverとは?
今さら「サーバーって何?」なんて聞けないですよね。
こっそりと勉強してください。
写真は、サーバーを後ろから見たものです。
1段が1つのサーバーです。めっちゃ積まれていますね(笑)
クライアントとサーバー
コンピューター上で実行される処理の多くは、単体で完結しているわけではありません。
どこかのコンピュータが処理をお願いします。
そして別のコンピューターが処理をやってあげて、結果を返しています。
お願いする側をクライアントといいます。
お願いされる側をサーバーといいます。
隣に座っている同僚に「そのファイル取ってくれるかな?」と依頼した場合、あなたがクライアント、同僚がサーバーです。
実はサーバーの意味は2つあります
え?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際に2つの意味があるのです。
先ほど、お願いされる側をサーバーという。と書きました。
お願いされる側のプログラムのことをサーバーといいます。
これが1つ目の意味です。
もう一つは、そのお願いされる側のプログラムが動いているコンピューターそのものもサーバーといいます。
これが2つ目の意味です。
プログラムもコンピューターもサーバーと呼ぶのです。ややこしい。
先ほど「コンピュータが処理をお願いする」と書きました。
しかし実際は、コンピュータの中で動いているプログラムがお願いしています。
お願いされる側も同様です。
コンピュータが処理をやってあげているのではなく、プログラムがやってあげているのです。
厳密にはプログラムではなくプロセスなんですが、細かい話なので割愛しますね。
○○サーバーとは?
世の中には○○サーバーがたくさんあります。Webサーバー、ファイルサーバー、プリンターサーバー、DBサーバー etc.
例えばWebサーバーの場合、ブラウザ経由で皆さんのお願いを聞いてくれているプログラムのことです。
わかりやすく、あなたは今手元のパソコンでブラウザを使って、yahooを見ているとしましょう。
見出し文字や、写真がたくさん並んでいますよね。
そのどれかの記事をクリックしたとします。
実は記事の背後には、その記事を保管しているサーバーの住所が書かれています。(住所といってもインターネット上のもので、IPアドレスというもので管理しています)
クリックした瞬間に、住所を辿ってそのサーバーに「情報をくださいな」と、お願いしているわけです。
すると世界のどこかに実在するWebサーバーさんが、「はいはい、その記事ね~~~。今から送るから」って感じで送り返してくれます。
すると、あなたのパソコンに記事の内容が表示されます。
という感じです。
このように、あなたのお願いを聞いてくれるプログラムをサーバーといいます。その中でも、Webに関するお願いだけを聞いてくれるプログラムをWebサーバーといいます。
ファイルサーバーなら、ファイルに関するお願いだけ、プリンタサーバーならプリンタに関するお願いだけを聞いてくれるプログラムです。
そして、そのプログラムが動いているコンピューターのことも○○サーバーといいます。